ゆで方の確認

カニのゆで方はカニの種類によって多少違うところがありますが、基本的な部分はみな同じです。
カニといえば日本では冬の味覚として多くの人に親しまれているのがズワイガニです。
ズワイガニは地域によって松葉ガニ、越前ガニなどと呼ばれますが、全部同じ種類のカニです。
このズワイガニをゆでる時の手順はおおむね次の通りです。
- カニをよく洗って汚れを取る。
- 活きているカニの場合は足を糸や輪ゴムで縛っておく。
- 大きな鍋にお湯を沸かし沸騰して来たら塩を入れる。塩の量は塩分濃度4%前後(水1リットルに付き40g程度)。
- 塩湯の中にカニの甲羅を下側にして入れ(白い腹の部分が上になる)再度沸騰させる。この場合甲羅を上にして入れるとカニの旨味が流れ出してしまうので注意。
- カニを入れてから再沸騰後おおむね18分程度経過したら火を止め、そのまましばらく余熱でゆでる。
- カニをお湯から取り出してザルなどで水を切り熱を冷ます。カニをザルに置く時もゆでる時と同じ様に甲羅を下にする。
これでズワイガニの塩ゆでが出来上がりです。
食べ方はこのままバリバリと食べるのが一番美味しいのですが、好みに応じてポン酢やオリーブオイル、カニ味噌などを付けて食べます。
毛ガニや花咲ガニ、ガザミ(ワタリがニ)などのゆで方もズワイガニと同じです。
ただ毛ガニはとりわけカニ味噌が美味しいカニなので、ゆでる時に落し蓋をする様にしましょう。
そうするとよりかに味噌がより美味しくなります。
花咲ガニは漁期が短いのと漁場が北海道の一部ということで地元の人以外は遠隔地なので、本州や九州、四国などで流通しているものは通常は「浜ゆで」したものが多い様です。
タラバガニもゆで方は同じですが、但し、タラバガニはゆでる前に腹の部分の「ふんどし(女性はふんどしと言い難いのか、お上品に前掛けという人もいる)」の部分を開いて、内臓(カニ味噌を含む)を全部掻き出してしまってきれいに洗います。
これはタラバガニのカニ味噌はゆでると溶け出して身に滲み込んでしまうからです。
タラバガニのカニ味噌は食べられません。